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ITとDXは何が違う?運送事業者が今、「デジタルという名の最強の部下」を持つべき理由

2024.09.04

 こんにちは!日野コンピューターシステムのブログへようこそ!
最近、どこに行っても耳にする「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉。
「大事なのはわかっているけど、結局IT化と何が違うの?」
「横文字ばかりで、正直よくわからない…」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は、あえて基本に立ち返り、「運送事業者にとってのDXとは何か?」そして「なぜ今、絶対にDXが必要なのか?」を、専門用語少なめでズバリ解説します。


1.なぜ今、運送業に「デジタル」が必要なのか?

  まず、定義の話をする前に、運送業界が直面している現実を見てみましょう。
少子高齢化、人手不足、そして労働時間規制(2024年問題)。これらを「人の頑張り」だけでカバーするのは、正直もう限界が来ています。
そこで必要になるのが「デジタルの力」です。
デジタルにはすごい特徴があります。それは…
「デジタルは眠らない。疲れない。そして、文句を言わない」ということです。
人間には休息が必要ですし、キャパシティの限界もあります。しかし、デジタル(システムやAI)は24時間365日、文句ひとつ言わず働き続けてくれます。
「人がやるべき付加価値の高い仕事(安全運転や顧客対応)」と、「デジタルに任せるべき仕事(計算、記録、監視)」を分けること。これこそが、これからの運送経営の鍵となります。


2.「IT化」と「DX」の決定的な違い

 では、よく混同される「IT」と「DX」の違いは何でしょうか?

• 💻 IT (Information Technology):
 「技術」そのものや、道具のこと。
 (例:パソコン、インターネット、ソフト導入)

• 🚀 DX (Digital Transformation):
 ITという道具を使って、「仕事のやり方やビジネスそのものを変革すること」。
 つまり、「IT導入は手段」であり、「DXは目的(変革)」です。
 「ソフトを入れたから終わり」ではなく、「ソフトを入れて業務フローが劇的に変わり、利益が出た」状態がDXです。


3.横文字を整理!DXへの「3つのステップ」

 DXには段階があります。いきなりジャンプするのではなく、ステップを踏むことが成功の秘訣です。
Step 1: デジタイゼーション (Digitization)
 「アナログをデジタルに置き換える」
 まずはここからです。紙の情報をデータにします。
 • 例:紙の点呼簿をデジタル入力にする。地図をアプリにする。

Step 2: デジタライゼーション (Digitalization)
 「プロセスを自動化・効率化する」
 個別の業務をデジタルで効率化します。
 • 例:クラウドサービスを使って、運行指示書を自動作成する。

Step 3: DX (デジタルトランスフォーメーション)
 「ビジネスを変革し、新しい価値を生む」
 ここがゴールです。データが連携し、会社全体の仕組みが変わります。
 • 例:全車両のデータをAI分析し、配車計画を自動最適化。空いた時間で新規荷主を開拓したり、ドライバーの賃上げを実現する。


4.運送DXで実現する「5つの変革」と具体例

 では、DXを進めると現場はどう変わるのでしょうか?具体的なツール名(例)とともにご紹介します。

① 効率的な運行管理 🚚
リアルタイムで全車両の位置や状況を把握。電話確認の手間をゼロにし、最適な配車を実現します。
• 活用ツールの例: DocoMAP, e点呼, GoodTruck, トラッカーズマネージャー, GENBA×点検 など

② 安全性の向上 🛡️
AIが「ヒヤリハット」を自動検知。事故が起きてからではなく、起きる前に防ぐ体制を作ります。
• 活用ツールの例: Nobi for Driver, docomapEye, HINO-CONNECT など

③ 環境への貢献 🍃
燃料消費やCO2排出量を「見える化」し、エコドライブを推進。燃費向上はコスト削減にも直結します。
• 活用ツールの例: docomapVehicle など

④ 労働環境の改善(ホワイト物流) 🏠
ドライバーの安全、健康管理で長時間労働を是正。「働きやすい会社」として採用力もアップします。
• 活用ツールの例: バインスタリング, Brain100 Studio, Kakeai など

⑤ 新たなビジネスモデルの創出 💡
「ただ運ぶ」だけでなく、データに基づいた予防整備の提案や、高付加価値な配送サービスの開発へ。競争力を高めます。


5.まとめ

 DXは、単なる流行り言葉ではありません。「デジタルという最強の部下」を雇い入れ、会社の体質を根本から強くするための取り組みです。
 「どこから始めればいいかわからない」「自社に合うツールが知りたい」そんな時は、ぜひ私たちにご相談ください。
 日野コンピューターシステムは、システム導入だけでなく、その先にある「効率的で安全な運行の実現」まで、皆様と伴走いたします。
未来の運送業を、共に創っていきましょう!🚛💨




この記事を書いた人
日野コンピューターシステム株式会社 ソリューション推進部 重藤

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