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【健康経営】ベテラン運転手を守る!「認知症予防」とVRで始める最新の安全対策

2024.08.29

 こんにちは!日野コンピューターシステムのブログへようこそ!
今回は、私たち運送業界にとって、避けては通れない「ドライバーの高齢化」と「健康」についてお話しします。特に、最近注目されている「認知症予防」は、長く安全にハンドルを握り続けるための重要なキーワードです。
 「うちはまだ大丈夫」と思っていませんか?
実は、脳の健康ケアこそが、会社の安全とベテラン等の雇用を守る鍵になるんです。


データで見る「運送業界のリアル」

 まずは、こちらのグラフをご覧ください。

図1 道路貨物運送業 年齢階級別就業者構成比

※出典:全日本トラック協会(2023)日本のトラック輸送産業現状と課題

 ご覧の通り、運送業界では50代以上のドライバーさんが年々増えています。経験豊富なベテラン勢は、技術もマナーも素晴らしく、まさに会社の宝。だからこそ、「いかに長く、元気に働いてもらうか」が、今後の会社存続のポイントになります。
 しかし、そこで課題になるのが「健康起因事故」です。

図2 健康起因事故を起こしたドライバーの疾病別内訳

※出典:事業用自動車健康起因事故対策協議会(2023)

 事故の原因として、心臓疾患や脳疾患が多いことは知られていますが、実はこれらの生活習慣病の延長線上に、「アルツハイマー型認知症」のリスクも潜んでいます。
 「物忘れ」だけでなく、とっさの判断力や空間認識能力に関わるため、プロドライバーとしては早期のケアが欠かせません。


2.なぜ起こる?アルツハイマー型認知症の正体

 「認知症」と聞くと怖いイメージがありますが、敵を知れば対策が立てやすくなります。少しだけメカニズムを解説します。
簡単に言うと、「脳の中にゴミが溜まってしまう」状態です。

① アミロイドベータ(Aβ)の蓄積:
 脳内にこのタンパク質が溜まり、「老人斑(シミのようなもの)」ができます。
 これが脳の神経細胞を傷つけます。

② タウタンパク質の異常:
 さらに別のタンパク質が変化し、神経細胞を死滅させてしまいます。
 これらによって脳のネットワーク(シナプス)がうまく繋がらなくなり、認知機能が低下してしまうのです。

3.「あれ?」と思ったら。進行ステージとサイン

 アルツハイマー病は、ある日突然なるものではなく、ゆっくりと進行します。7つのステージがあると言われており、現場で気づけるサインはあるのでしょうか?

【ステージ Ⅰ~Ⅱ:兆候なし~ごく軽度】
まだ見た目や会話では分かりません。「人の名前が出てこない」程度です。

【ステージ Ⅲ:軽度障害】
仕事への影響が出始めます。 新しいルートが覚えられない、段取りが悪くなるなど。

【ステージ Ⅳ:軽度アルツハイマー】
複雑な計算や計画ができなくなります。

【ステージ Ⅴ~Ⅶ:中等度~重度】
日常生活に支障が出始め、介護が必要になります。

重要なのは、「ステージⅢ(軽度障害)」より前の段階で気づき、手を打つことです。ここで対策を行えば、進行を遅らせ、現役生活を長く維持できる可能性が高まります。

4.今日からできる!9つの認知症予防策

 認知症は「予防」が可能です。ドライバーの皆さんに推奨したい、9つの習慣をご紹介します。点呼の際の話題づくりにもぜひ活用してください!

1.🥗 健康的な食生活: 野菜・魚を中心としたバランスの良い食事。
2.🏃‍♀️ 定期的な運動: 荷降ろしなどの業務以外でも、軽く歩く習慣を。
3.🤝 社会的なつながり: 仲間との会話は脳への最高の刺激です。
4.🚭 禁煙: 血管を守ることは脳を守ること。
5.🍺 飲酒の制限: 深酒は脳萎縮の原因に。適量を守りましょう。
6.🌻 園芸: 植物を育てるプロセスは脳を活性化させます。
7.🧩 脳トレーニング: 待機時間に読書、囲碁、将棋、麻雀などを楽しむ。
8.💤 質の良い睡眠: 脳のゴミ(アミロイドベータ)は寝ている間に排出されます。
9.🦷 口腔ケア: 歯周病と認知症の関連が指摘されています。歯磨きを大切に。


5.「病院の検査」の前に。VRで超早期発見!

 「予防が大事なのはわかったけど、病院で検査するのはハードルが高い…」

そう思う方も多いはずです。実は、病院の血液検査や画像診断で異常が見つかるのは、ある程度症状が進んでからがほとんどです。

そこで私たちが注目しているのが、最新技術「VR(仮想現実)」を活用した脳健康測定です。

👓 VR測定のここがスゴイ!

  • ゲーム感覚: VRゴーグルをかけて、約8分の簡単なゲームを行うだけ。
  • 超早期発見: 病院の検査では見つからないような、ごく初期の兆候を検知可能。
  • DXで健康管理: 定期的に測定することで、数値を「見える化」し、

ドライバーの健康意識を高めます。
「まだ早い」ではなく「今の元気な状態をキープする」ために。
このVR測定を取り入れることで、会社全体でドライバーの健康寿命を延ばすことができます。



まとめ

 認知症予防への取り組みは、単なる福利厚生ではありません。
「ベテラン等のドライバーが、いつまでも誇りを持ってハンドルを握れる環境」を作ることこそが、運送会社の未来を守ります。
 日野コンピューターシステムでは、こうした健康管理DXの視点からも、皆様の業務をサポートしてまいります。
 「VR測定についてもっと知りたい!」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。健康で元気な毎日を送り、共に安全運転で走り続けましょう!🚛✨

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この記事を書いた人
日野コンピューターシステム株式会社 ソリューション推進部 部長 重藤

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